トレーニングハートレートレンジ

TRAINING HEART RATE RANGE

スキニーシャフトは2012年のロンドンオリンピックにて、最初に利用されました。メダリストの19%が当製品を使用しています。

スキニーシャフトはFat2 ブレードの効果を最大限発揮するために、よりソフトな感覚を求める女性クルーからの依頼によって開発されました。ブレードの硬質な感覚は、一般にシャフトフレックスとブレードスリップの相互作用によって発生します。Fat2のような、新しいブレードでは、スリップが発生しにくくなるので、硬く感じるのです。


トレーニング時の心拍数を測定することで、その効果をより高めることが可能になります。トレーニングハートレートレンジ(THRR)を知ることで、目的に合わせた最適なトレーニングを行うことができます。

このページ上の計算式を用いて、最適なTHRRを算出してください。より最適な計算を行うためには、医者に相談してストレステストを行ってください。

THRRを算出する前に、下記の値を決定する必要があります。

  • 最大心拍数(MHR)
  • 平常心拍数(RHR)
  • 心拍数逆数 (HRR)

MHR, RHR and HRR

MHRの測定を行うためには、エレクトロカレイドグラフ(ECG)を用いることが必要です。しかし、最近の研究の成果で205.8-(0.685×年齢)として算出を行うことも可能です。

RHR:RHRを決定するためには、先ず起床直後の心拍数を測定します。より正確を期するなら、数日間の平均を取ることが望ましいです。

HRR = MHR minus RHR
HRR = MHR – RHR

トレーニングハートレートレンジ

THRRを算出するために、HRRの一定割合をRHRに加えます。その割合は行っている運動が有酸素か無酸素かによって、下記のように分かれます。

  • 有酸素運動の場合、HRRの50-75%をRHRに足す
  • 無酸素の場合、HRRの80-85%をRHRに足す。

RHRが62の50歳の方の場合:

  • MHR: 205.8 – (0.685 x 50) = 172
  • HRR: 172 – 62 = 110
  • 有酸素運動のTHRR:117-145 bpm
  • 無酸素運動のTHRR:150-156 bpm

参考文献

¹The Surprising History of the “HRmax=220-age” Equation, Robert A. Robergs and Roberto Landwehr, Journal of Exercise Physiology Volume 5 Number 2 May 2002.