ローディングプロフィール(負荷傾向)
水中でオールが動くたびに、選手がかけた力に対して抵抗が発生します。この水からの抵抗が、アスリートが感じる負荷となります。「ローディングプロフィール(負荷傾向)」は、ドライブ中、ブレードが水中を進む際に選手が感じる負荷の変化の指標となります。
当社のブレードデザインは、ブレードの軌道や効果的なブレードの特性を徹底的に研究することによって進化してきました。その結果、当社のブレードはそれぞれ異なる負荷傾向を示します。Fat2のような、特に有用性の高いブレードは、他のブレードと比較してもより早く負荷を発生させることが出来ます。キャッチ角、そしてフィニッシュ角が大きくなればなるほど、この負荷の違いは大きくなります。
ブレードの負荷傾向はシャフトの選択の影響を受けます。実際にスキニーシャフトは、Fat2と組み合わせて用いると全体的にソフトな負荷を発生させるように設計されました。これにより、ブレードをより効果的に制御することが可能になります。当社の各オールの負荷傾向をまとめたものを、下図に示します。
ブレードの種類は、リグ全体にも影響を与えますが、ブレードの種類にとらわれ過ぎるのもよくありません。オールの全長、リガースプレッド、インボードを変える事で、全体の負荷を微調整するのが理想的です。
どのブレードを用いるか決定した後には、それにあわせたシャフトをお選びになることをお勧めいたします。