オール長、ギア、リギング
オートバイに乗ると分かるように、正しいギアを用いることは非常に重要です。ローイングにおいても、これは同じです。
オール調節、すなわちスプレッド(ボートの中心線からオールロックまでの長さ)、ブレードサイズ、ブレードの型、インボード(ハンドルの端からカラーまで)、キャッチ角などを調整することが、ボートのギア、すなわちリギングになります。
オールが長いことはギアが高い(負荷が大きい)ことを意味します。ギアを低くするためには、
- オールの全長を短くする
- アウトボードを短くする(カラーをブレード方向に動かす)、これによりインボード のてこの力を強める
- スプレッドを広げる、すなわち水中を漕ぐ距離を短くする。
ガイドライン
快適で効率の良いローイングを実現するリグが、負荷を適切に調節します。一般に、以下のような条件のときは、オールを短くすることをお勧めします。
- Fat2のような、性能の高いブレードを使用するとき。
- 艇速が遅いとき
- スプレッドが狭いとき
- リーチが長く、キャッチ角が大きいとき
- スカル艇のオーバーラップを減らしたいとき。
長さのオプション
以下の表に、スイープ、スカルそれぞれのオールの長さの目安を示します。どれも調節可能です。詳細はカスタマーサービスにご連絡ください。